検査について

MRI(核磁気共鳴画像法)

MRIとは強い磁気を利用して、血管や臓器を撮影する検査方法です。

断層画像という点ではX線CTと一見よく似た画像が得られますが、画質は断然にMRIが優れています。CTで見逃される様な小さな病変をとらえる事ができます。また磁気を利用した撮影方法なので、X線CTの様に被爆する心配は全くありません。

  • 高精度MRI(東芝Vantage Elan)岩手県導入第一号機です。
  • 当院のMRIは1.5T超電導型MRIです。(Tはテスラと呼び、磁場強度を表します。)
  • 通常の0.4T永久磁石型MRI(低磁場MRI)に比べ画質が断然優れています。(0.4Tに比べ1.5Tの磁場強度は3.75倍もあり、磁場強度が強い程、明瞭な画質が得られます)
  • また1.5T 超電導型MRIは0.4T永久磁石型MRI(低磁場MRI)と比べて撮影時間が短いので、患者さんにとっては検査が楽になります。
  • 超電導型MRIでは通常磁場コイルの振動による大きな音(ノイズ)が発生しますが、東芝Vantage Elanは静音化技術により大幅な静音効果を達成し、音の静かなMRI装置を実現しています。

注意:ペースメーカーや脳動脈クリップ等体内金属のある方は、MRI検査を受けることができない場合があります。該当する方は医師またはスタッフに御申し出下さい。その場合、必要に応じて他院X線CT等での代替検査を行います。 また、妊娠をされている可能性のある方は、安全のため検査を御遠慮いただく場合がございます。

早期アルツハイマー型認知症診断支援システム「VSRAD(ブイエスラド)」

VSRADとは、Voxel-Based Specific Regional Analysis System for Alzheimer’s Diseaseの略です。脳MRI検査を行い、脳の萎縮、特に海馬(かいば)という記憶に関する部分の萎縮の程度を数値で表す検査です。これにより早期アルツハイマー型認知症診断支援が可能になります。当院で導入している最新バージョンの「VSARD advance2」では更に、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の鑑別診断を支援する指標を追加しています。

VSRADの全体像

デジタル骨塩定量測定装置

骨粗鬆症の検査装置です。骨密度、骨の健康状態を調べます。検査は無痛で時間もかからず、結果がその場で報告できます。

インフルエンザ高感度迅速診断キット

自動血球計測CRP測定装置

従来の迅速診断キットでは、発症してしばらく時間がたってウイルスが増えるまで感染判定が困難でした。富士フィルムの高感度迅速診断キット(富士ドライケムIMMUNO AG1)は、発症初期のわずかなインフルエンザウイルスでも検知が可能です。また検査時間は陽性なら最短3.5分という早さで判定できます。

自動血球計測CRP測定装置

自動血球計測CRP測定装置

血液中の赤血球、白血球、血小板の数や、ヘモグロビンの量(酸素を運ぶために必要なもの)などを調べます。

貧血と赤血球増多症の有無や、その程度を知ることができます。
出血などにより体内の血液が不足した場合すばやく発見できます

小型電極式グルコース分析装置

血液中のブドウ糖の濃度を調べ、糖尿病、膵炎・ダンピング症候群などを検査します。

HbA1c測定装置

HbA1c測定装置

HbA1cは、過去1〜2ヵ月の血糖値の平均的な状態を把握する事ができます。当院では、約3分で結果の出る迅速測定装置を導入しています。

PT-INR

出血傾向の予備検査として、また肝疾患の診断や抗凝固療法のコントロールに用いられます。ワーファリンを内服すると血液が固まり(凝固)にくくなります。この凝固のしにくさを国際的に統一された基準で表現し、正常に比べて何倍凝固しにくくなっているかを検査します。

血圧脈波検査装置

血流の早さや、手足の血圧の差を計測し血管の硬さと血管の詰まり具合を測定します。

デジタルホルタ記録器

24時間の心電図を収録する器械です。普段の生活の中での心臓の動きを記録します。

非常に小型の器械で、腕等に装着することで患者様の負担が少なく、長時間の心電図を記録できます。

電子式診断用スパイロメーター

被験者の呼吸機能を検査するための医療機器。気管支喘息や肺気腫など、肺の呼吸機能を損ねる疾病の検査を行うことができます。

頸動脈エコー

超音波によって頸動脈の内側に血栓(プラーク)がないかどうか、狭窄がないかどうか(血管壁の厚さ)を調べる検査です。

簡便で視覚的に動脈硬化の診断が行え、全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。また、脳血管疾患に対する評価も用いられます。

リハビリ機器のご紹介

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